赤ちゃんは何を考えているのか?ぐずる理由は何なのか?
赤ちゃんの時の記憶や感情を最近になってよく思い出すようになった。
以前から幾つか記憶はあったが、「あれ?そう言えばあの時はこんな事感じていたな」と何でもないふとした瞬間に記憶が蘇ってくる事がある。
思い出したところで、今の私には特に何の役にも立たない。
でも、もしかしたら、まだ言葉を話せないお子さんを育児中の方の手助けになる事があるかもという希望を込めて残そうと思う。
それに、このブログをきっかけに赤ちゃん時代の事を思い出したり、同じような事を思っていたと共感してもらえたりしたら嬉しいと思う。
歩き始める前
・生まれた時は、眩しくて寒かった。
・2週間ほど早めに生まれて、ちょっと体重軽かったので保育器で過ごした時期がある。保育器にいた時は、電気眩しいから、保育器に布?掛けたままにしておいて欲しかった。保育器の穴から手を入れられて触れられると、人肌が温かくて気持ち良かった。
・母方実家へ行った時は、親戚が集まっていて、色々な人に抱っこされるが、「うるさいな、眠いから寝かせて欲しい」と思っていた。抱っこし回されるもんだから体勢が安定しなくて眠りにくかった感じ。多分眉間に皺寄ってたと思う。
・自宅で横に寝かされていた時は、「暇だなー天井の模様でも辿ってみるか」と思って、スタートもゴールもない永久迷路をやってた。ベビーメリーが設置されていたが、腕とか足とか自分の伸ばせる所まで伸ばして、ベビーメリーのどの飾りまで届くかチャレンジしてた。
・『写ルンです』で写真を撮られた時は、「残り2枚だから撮って現像出しちゃおう、お兄ちゃん、ちょっとゆめまるの横に行って」と母の言葉で兄がわたしの横に来たのを覚えている。母の「笑ってー!はい、チーズ」の掛け声の時に「めんどくさいな、しょうがない。仕方ないから笑っておくか」と思って笑った。
・おくるみで包まれるのは手足が自由に動かせないから嫌だったし、ギュッとされて苦しかった。止めて欲しくて泣いても、大人は眠たくてくずっていると思っているから結局グルグル巻きにされて、不快だった。ちなみに泣いている時に、「ちがーう、やめてー、やだー」って言ってたけど、もちろん大人たちに言葉が通じるはずもなかった。
・手足の先まですっぽりと包まれるタイプの洋服は暑くてあまり好きじゃなかった。
・おむつ交換する時に、お尻拭きが冷たくてちょっとビックリするから、拭く前に一言声掛けてくれると心の準備が出来るんだけどなって思ってた。あと、もうちょっと丁寧に拭いて欲しかったし、おむつの一部がめくれたままだったりして痒い時もあったし、ちゃんとフィットしていない時があったから、ちゃんと確認して欲しかった。
(母は良く言えばおおらか、悪く言えば大雑把な性格をしている。父は几帳面なタイプで、父のおむつ交換は何も言う事なかった。)
・いないいないばぁは、別に面白くないけど、とりあえず笑っておくかという感じ。
・お風呂の時は、お湯で濡らしたタオルが掛けられてると気持ちいい。でも、そんなに指で耳ギュッて抑えないで。痛いし、何か音がこもって変な感じするから。
・寝返り練習中の時は、「「頑張れ」の声掛けじゃなくて、向き変えたいんだから手伝ってよ」って思ってた。
ヨタヨタ歩けるようになってから
・海に行った時に、叔父と母に手を繋がれて連れ去られた宇宙人状態で波打ち際を散歩していたが、「そんなに手をギュッてしたら痛い、離さないから力を緩めて欲しい」と思っていた。
・テーブルに掴まり立ちをして、1歳のお誕生日ケーキを覗き込んだ時、(今となれば、1歳だもん、当たり前なんだけど、)ロウソク一本のお誕生日ケーキを見て、「ろうそくキレイだけど、一本しかない」って思った。ロウソクの光が綺麗だから、もっとたくさんロウソクがあれば良いのにって感じていた。
・(よじ登って、一段ずつ下りる感じだったけど、)「階段の上り下りは一人で出来るから、手伝わないで」と思っていた。
最後に
今記憶にある分をザッと書き出してみたが、いかがだっただろうか。
大人になっても赤ちゃん時代の記憶がある人はどの程度いるんだろうか。
大人になってから思い出す人はどの程度いるんだろうか。
今後また赤ちゃん時代の事を思い出すかもしれない。
思い出したら追記していければと思う。
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